Backbone:テンペストの柱
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株式会社大地を守る会 広報グループ広報室長 大野由紀恵さん × テンペスト代表 新田さおり
テンペスト代表 新田さおり
新田さおり(1979/01/22生まれ)
三重県松阪市出身。1999年4月東京ビジュアルアーツCMクリエーター科卒業。宣伝会議コピーライター養成講座で1等賞の鉛筆をもらう。WEB制作会社を転々とし2004年10月株式会社アイ・エム・ジェイ入社。楽天のメルマガおよびサイト制作におけるWEBディレクターを務める。2009年11月テンペスト開業。
新田 実際に「大地を守る会」さんの宅配を利用されているお客さまの層について
性別、年齢、職業、利用頻度など可能な範囲でお聞かせください。

大野 あ、はい。圧倒的に女性が多いですね。
ご家族がいらっしゃる方も多いですが、実際に注文されている方は
女性がほとんどですね。
30代の女性で妊娠・出産される方とか、あと有機野菜そのものが
世の中に広まってきているというのはありますよね。

新田 「はたらく女性」もたくさんいらっしゃいますか?

大野 そうですね、働いている方もいらっしゃいますし、主婦の方も。
それぞれニーズがあって、お子さんがいると買いに行く時間がないですとか、
働いている方でしたらスーパーが開いている時間に帰れないとかですね。
わたし自身、そういった状況にありますので、
週一回宅配してもらえるのは便利だなと思いますね〜。

新田 あ〜分かります。しかもお野菜って重いですよね。
しかも疲れて帰ってるときにまとめ買いは本当につらいです(笑)

大野 お米だったり、お水だったり、調味料だったり・・・
自宅まで届けてくれるのはすごく便利ですよね。

新田 利用頻度で言うと、みなさんどのくらいの間隔なんですか?

大野 基本的には週1回ですね。でもお休みもできるので、
予定が見えないときはお休みされる方ももちろんいらっしゃいます。

新田 なるほど。生産者さんに会われることとかってあるんですかね?

大野 この前も奈良の生産者さんとご一緒させてもらったりしましたね。
距離はすごく近いです。
年に一回生産者が400人くらい東京に集合して、
実際に作っている食材を手売りするイベントがあったりとか。
それは2010年2月27日(土)に大田区の産業プラザ(京急蒲田駅2〜3分)で
あるんですけど、14時〜17時とちょっと短いのですが
一日限定直売所みたいな感じで。
生産者がお米だったりお野菜・お肉・調味料などを販売されるんです。

新田 大地さんの会員さんが来られるのですか?

大野 会員さんだったり、そのお友達だったり、普通に一般の方もいらっしゃいますね〜。

新田 へえー。それはぜひ行きたいですね。

大野 あ、ぜひぜひ(笑)
あとは産地を訪ねたり、お料理教室をやったり様々なイベントを
年に100回くらい行っていますので、
生産者に会う機会はすごく多いですね。

新田 料理教室ですか。

大野 はい。プロの料理家さんから教えていただいたり、
過去には生産者のお母さんが地元のお料理を
教えてくださったりしたこともありました。
ツチオーネ(カタログ名)にもレシピの連載があったりもします。

新田 生産者さんたちはどんなことで喜ばれたりとか、
こういうところに気を遣っているとか・・・
どういう声があるのかなあと思って。
「こういうところが苦しいんだよ〜」とか「これが売れまくってるんだよ〜」とか、
そういった声などもお聞きになりますか?

大野 すごく手間がかかるので、有機農業って。
草をとるのがやはり大変で、農薬に頼れないので。
夏なんかは本当にもう、うしろから生えてくるくらいの勢いで
雑草との戦いですから。
それだけ手間隙かけて作った野菜を実際に食べてもらって
喜んでもらう、その声を直接聞けるというのが、
やはり何よりも喜んでいただけますね。
実際に生産者にお会いして、そういう風に感じます。
農協に卸す場合だと農協に持ってったら終わりなので
工場みたいに作るだけになっちゃうので。
自分達が作ったものが誰に食べてもらって
どういう反応があるのかが分かるところが、大きな違いですね。

新田 有機野菜とかこだわり野菜といった安心食材を求めるのは、
やはり都会で「はたらく女性」が多いですか?
田舎で暮らす人よりも都会で暮らす人の方が
食材にこだわる傾向がある気がするのですが。

大野 ちょっと高くても有機野菜をというニーズはやはり都会の方が多いですね。
そういう背景があって首都圏中心に自社配送を行っています。
地方でもニーズはあると思うんですけど、
ある程度まとまった需要があることで物流コストを抑えられるので
首都圏中心という状況になっていますね。

新田 玄米を都会に暮らす人の方が食べてると聞いたことがあるのですが、
どうしてだと思われますか?

大野 健康に気を遣っている人が都会の方が多いんですかね。
有機野菜が売っている宅配やお店が多い分、
新鮮な食材が手に入りやすいというネットワークがありますし
あとはやはり情報が都会の方が多いというところもあると思いますね。
日本の農業はまだまだ農薬を使った農業が主流なので
そういう環境にいるとなかなか農薬に頼らない野菜の情報が少なかったり
需要も生まれにくいというのはあると思いますね。
株式会社大地を守る会 広報グループ広報室長 大野由紀恵さん

テンペスト代表 新田さおり
新田 この前、山梨で有機農業をされている農家さんのところへ行ったんですけど
「有機はなかなか難しいことがたくさんあるんです」ということを
おっしゃっていました。

大野 そうですよね。
やはり農薬に頼っていない分、生産量が一定ではないですし、
天候によってはいきなり入らないということがあったり
どっと大量にできたりすることがありますので。
生産の都合と流通のバランスが難しいですよね。
スーパーだったら棚を空けられないので
違約金払ってくださいとかそういうことになりますから・・
生産者が作る分だけ需要を広げていきたいので、
大地を守る会もがんばっていますけれども
日本全体でまだそこまでの需要がないですしね。

新田 世の中的に有機農産物への興味が高まっていたり
多少高額でも買いたいといった声も消費者の中で増えていますよね。
消費者からのニーズがあって生産者さんも売りたいと思っているのに
うまくいかないのも不思議なところだなあと。

大野 アンケートで聞けば「安心なものが食べたい」とか「払ってもいい」と
言われると思うんですけど、それが実際の行動に結びついているかというと
ちょっと違うところがあるかもしれませんね。
「関心がある」と「実際に買う」とは別ですから。

新田 実際に手にとって見るとまだ買えないくらい高額であるということですかね?

大野 大地を守る会では野菜はそれほど高くはないんですけどね。
季節によっては市場とほとんど変わらない場合もありますし。
ただ加工品になると全原材料を安全なものにするとなると
やはり1.5倍とかするものとかもありますけども。

でも加工品を自分で一から作る時間や手間のことを考えると、
私自身は払う価値があると思います。
どうしても今まだ価格が最大の基準になってしまうので
それだけで見てしまうというのがありますよね。

たとえばからあげ普通だと200円くらいのものが、
大地の場合300円で1.5倍だったとして・・・
1ヶ月10日間食べたとしても1,000円の差額ですね。

食べ物ですから5万も6万も増えるわけではないですし、
それでカラダも健康になっていくことを考えると
決して高い投資ではないと思います。

目の前の瞬間瞬間で1円でも安いものを選ぶことに慣らされていますけど、
逆にその1円のためにたくさんのものを
犠牲にしてきているのではないかな〜と思うんですよね。
品質や安全性、環境のことを考えると消費じゃなくて投資だと思います。
全て未来につながっていくことなので。

新田 おっしゃるとおりですね。
洋服だったらそのとき買って嬉しいですけど、
食事は少しの投資で一生につながりますから。
ご褒美としてはピッタリなんじゃないかなと思ってるんですけどね。

大野 本当に考え方次第ですよね。
お料理なんかは本当に自分にも家族にもダイレクトに返ってくるものですしね。
そういった意味でも「食べ物」は大きなプレゼントなので、
自分自身のエネルギーにもしてもらいたいと思います。

新田 大野さんご自身はこだわり野菜派ですか?

大野 そうですね。
家で作る場合は基本的に100%大地を守る会の野菜を食べていますので。
実家が大地を守る会の宅配を使っていまして、学生の頃からですね。
高校生のときに環境についてのレポートを書くことがありまして
そのとき有機農業について調べていて大地を守る会を知ったんですね。
高校三年生のときだったんですけど、
そこから大地を守る会に頼むようになりまして。

新田 昔から環境問題に興味がおありだったのですね!
素晴らしいですねー。
大地さんに入社されてどのくらい経つのですか?

大野 10年ですね〜。2000年入社なので・・もう10年もいるんですね〜(笑)

新田 ええー!!すごーい

大野 自分の生き方とすごく合っているので、そういった意味で矛盾はないですね〜。

新田 大野さんは、お仕事をしている中でどんなときに遣り甲斐を感じますか?

大野 やっぱり「美味しい」と言ってもらったときですね。
あと「生産者のためにも地球のためにも良いことだから頑張ってください」
とか言っていただけるときとか、やっぱりすごく嬉しいです。

新田 地球のためとか・・・規模が大きいですね!
話のレベルがかなり高いです(笑)すごいなあ。
「地球のために頑張ってください」って言われたら、
それは嬉しいですよね〜!!

大野 日々そういうことを考えているわけではないですけどね(笑)

新田 (笑)

大野 何気ない日常の中で、
ふとそういったことを言っていただけると
「頑張ろう」と思いますね。やっぱり。
小さな仕事でも、ふと「これも地球のためなんだ」と思います。

新田 じゃあ、最後になりますけども。
大野さんの3年後5年後の夢は何ですか?

大野 これすごい難しいなと思ったんですけど(笑)

新田 まあ3年後っていったらすぐなんで、
もうやりださないと実現できないって感じだと思いますけど。

大野 そうですね〜。
いま色々とやり始めていて、4月にこのカフェをオープンしたりだとか
11月にはインターネット上でお野菜を買えるサービスを始めたりだとか。

急な出張が入ってしまった方とかでも色々な場面で
大地を守る会の野菜を使っていただけるチャネルを作っているので
もっと気軽に有機野菜を利用できるようにしていきたいですね。

それが実際に始まっているので、軌道に乗せて行きたいです。
価格がどうしても高くなってしまうので、
それは支払うだけの価値があるということを
色んな人に理解していただけるように、広めて行きたい。

テンペストさんも「はたらく女性」へのご褒美っていうコンセプトも
本当に素敵ですよね〜。
有機野菜のイメージを大きく変えていけるようなきっかけだと思うので。

新田 おお!ありがとうございます(照)
これは嬉しいですね〜。がんばりましょう!

大野 今日はどうもありがとうございました。

株式会社大地を守る会 広報グループ広報室長 大野由紀恵さん
大野由紀恵(1975/09/05生まれ)
東京都小金井市出身。1999年3月慶応義塾大学法学部法律学科卒業。鉄鋼メーカー勤務を経て2000年4月大地を守る会入社。2003年4月より広報室。大地を守る会の宅配PR、フードマイレージ・キャンペーン、100万人のキャンドルナイト事務局担当。
カフェ「ツチオーネ」自由が丘店(取材地) カフェ「ツチオーネ」
営業時間 10時〜22時(日・祝日は18時)
※ラストオーダーは1時間前となります。
定休日 火曜日、第三月曜日
※2009年12月29日〜2010年1月5日の期間はお休みとなります。
住所 〒158-0083
東京都世田谷区奥沢6-25-10
グリーンフォード自由が丘1F
TEL 03-5706-0707

♪カフェのブログも始まりました。
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